悪徳金融は、多重債務や返済に苦しむ人たちの心理を巧みに突いて、甘い言葉で広告を出してきます。
悪徳金融として有名なのは「紹介屋」、「090金融」、「整理屋」、「買取屋」といったところでしょうか。このほかにも、貸金業登録番号を詐称した業者や、有名消費者金融の会社名をパクった業者など、いろいろなパターンがあります。
ここでは簡単に悪徳金融と判断できる見分け方をご紹介します。
1. 「金利1%で700万まで融資!あなたを支援します!」
よく雑誌なんかにこのような文句が書いてありますね。冷静に考えてみれば金利1%とか2%といった金利で消費者金融が成り立つはずがありません。そんな金利は間違いなく悪徳金融です。
2. 「1年間無利息」や「支払いは1年後から」
これも上のパターンと同じように冷静に考えてみれば普通の業者ではありえないことがわかると思います。やはり悪徳金融でしょう。
3. 「安心の○×消費者金融協会加盟店」
なんとなく信頼の置けそうなこの表示、うっかりひっかかってしまいそうになる気持ちもわかります。しかしそんな協会は本当に存在するのでしょうか。しっかり調べてみれば大抵は存在していません。
続いて上に挙げた「紹介屋」、「090金融」などの手口を見ていたいと思います。
*悪徳金融(1) 紹介屋の手口
紹介屋は、ごく普通もしくはちょっと有利な条件で「他社借り入れが多い方でもOK」などとお客を募ります。そして融資の申し込みがあると、「当社では融資できないけれど、この属性で貸してくれる業者を知っているのでそちらに申し込みましょう」と他社を紹介します。・・・が、この「他社」と紹介屋である最初の業者はグルです。つまり両方とも悪徳金融なのです。
そして、紹介された他社で借り入れをさせ、その場で紹介料を徴収するという手口がメインとなっているようです。もちろん紹介料の支払いを拒否すると勤務先や家族に教えると脅してきます。
*悪徳金融(2) 090金融の手口
090金融は、携帯電話の電話番号が090から始まることに由来しています。もちろん、会社の代表電話番号が090から始まる段階で怪しさ満点なのですが、支払いに困った債務者はこういった業者でも藁にもすがる思いで公衆電話や電柱の張り紙を頼りに電話してしまいます。
090で始まるくらいの業者ですからもちろん「ヤミ金融」です。金利は10日で1割とか2割といった法定金利を遥かに上回る暴利です。どんなに困っていても090から始まる電話番号の業者からだけは借りないようにしましょう。
*悪徳金融(3) 整理屋の手口
整理屋は、ローンおまとめ・一本化を進める方の最も引っかかりやすい悪徳金融がこの整理屋ではないでしょうか。整理屋は悪徳弁護士(もしくは弁護士資格のない人間)と手を組み、債務を整理、一本化してあげますと誘い、高額な手数料を徴収します。
また、手数料を取ることが目的ですので、金利や月々の支払いが軽くなることもなく、まともな整理すらしてくれません。弁護士が後ろにいるから・・・と引っかからないように気をつけましょう。
*悪徳金融(4) 買取屋の手口
買取屋は、多重債務者や返済に困っている方からクレジットカードでパソコンなどの高価な商品を購入させその商品を、半額やそれ以下の値段で債務者から買い取って商品を質屋などに転売して利益を得るという悪徳業者です。
返済に困っている方は、とにかく今日、現金が欲しいという方が多いので半額以下の値段でもついつい現金がもらえるからと納得してしまうのです。でも、冷静に考えてみてください。その日に現金を得られても、借金額は膨らんでいるのです。
*最後に
ここ5年間でより有利な条件(低金利や別の金利タイプなど)の住宅ローンへ借換えをした方は、なんと4倍以上も増加しました。国土交通省の民間住宅ローンの実態に関する調査によると、平成12年度では約8,960件であった利用件数が平成15年度には約38,376件にまで伸びてきています。(「国土交通省ホームページ」より)
理由としては、5~6年前に4%の住宅ローンを組んだ方が、最近の低金利や銀行のキャンペーン商品の1~2%へ借換えを行っているためです。
住宅ローン借り換えキャンペーンを実施している銀行や借り換え相談を行っているところもあります。ネット上での借り換え試算シミュレーションなども積極的に活用すると良いでしょう。上手に利用して、利息を少しでも減らしたいですね。